オスグット病治療~予防防止ストレッチ+α~
万が一、子どもたちがオスグット病を発症してしまった場合(リハビリテーション期間中)、必ず実践していただきたい2つのポイントがあります。
1つはストレッチです。
ストレッチは筋肉の伸縮を行う・身体を鍛える・各関節の可動域を広げる…それだけだと、思っていませんか。もしオスグット病を発症して、何も運動的な事をしなければ、筋肉は急速に衰えてします。その衰えを未然に防ぐためにも、ストレッチが重要なのです。
ただし、ストレッチで筋肉を無理やり伸ばそうとしないでください。痛さを我慢したストレッチほど、無意味なものはありません。余計にオスグット病を悪化させてしまうだけです。動ける範囲で、ゆっくり刺激を加えていく…ストレッチの基本は「痛くない・気持ち良い・程良い抵抗」です。またストレッチを行う回数は、自分の身体に相談しながら決めていきます(本人しかわかりません)。
心と身体をリラックスさせるストレッチ…一体、どのタイミングで行えば、一番効果的なのでしょうか。
それは入浴後です(オスグット病を発症していなければ、運動後もベストです)。入浴後は、身体全体の緊張が緩みます。膝だけではなく身体全体の可動域を広げれば、オスグット病が治癒した後の再発防止にも有効です。とにかく、オスグット病治療期間中のストレッチは、積極的に行ってください。
そして、もう1つ実践していただきたいこと…それは、きちんとした栄養摂取(カロリーバランス)を心掛けることです。オスグット病と子どもたちの成長期の関連性については、様々な諸説が報じられていますが…今も昔もまったく変わっていない傾向があります。それはオスグット病発症後、身長が大きく伸びるということです。この時期に栄養バランスが悪ければ(栄養素が不足)、本来伸びるはずであった身長を失う可能性もあり得るわけです。特に欠かすことのできない栄養素…それはタンパク質です。現在、日本人の食事は圧倒的にタンパク質が不足している状態にあります(主に魚介類)。子どもたちにとっても、多くのタンパク質を摂取させなければなりません。
オスグット病を発症した場合の2つの実践…「栄養バランスは関係ないのでは?」と思われるかもしれません。しかし骨を丈夫にすることにおいても、栄養バランスは絶対に必要なのです。
毎日欠かさずストレッチを実践、そしてしっかり栄養分を吸収する…この2つを実践することで、オスグット病を再発させない強い身体を養っていくのです。
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