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オスグッド病でも、サポーター使用すればOK?
オスグッド病の膝にサポーターをすることで、「痛みが消えた」と感じる人もいるでしょう。確かにサポーターで筋肉にかかる負担が軽減して一時的に痛みから解放されることもあるかもしれませんが、根本的に治ったわけではありません。痛みを感じないからといって治ったと勘違いして、どんどんスポーツを続けていると悪化してしまうのは目に見えています。
サポーターで締めつけている状態では、血行も悪くなってしまいます。この結構の悪い状態が長時間続くと、筋肉が強張って余計に筋肉の伸縮が悪くなってしまいます。このような状態を続けていると、サポーターを外した途端に脛骨の飛び出た炎症部分が剥がれてしまうこともあり、再発もしやすいでしょう。
本来オスグッド病の治療中は、スポーツや激しい運動を避けて膝を安静にしておく必要があります。それでも、どうしても出なければならない試合がある等の事情がある場合は、医師に相談して、サポーターをして少しでも膝に負担がかからないようにするしかありません。
サポーターの役割は、一時的に筋肉のサポートをして膝の負担を軽くするのに利用するためのものです。でも膝に負担がかかっていることには違いないので、試合の後はすぐに専門家のケアが必要です。
またオスグッド病が治って来た状態の時に膝の出っ張りをどこかにぶつけたり、あるいは競技中に接触させることで悪化させたりしては大変です。そんな時に出っ張りの保護のために使うサポーターなら有効でしょう。
オスグッド病の治療は、何もしなくても痛くなくなる状態にしなければなりません。サポーターをしたら痛みが消える状態は、そもそも症状は治っていないということを認識しましょう。
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