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オスグッド病と筋肉質の関係について
あまりにも骨の成長が速いと、筋肉や靭帯・腱の成長が追い付かないだけでなく、その状態で無理な運動をしていると、腱が筋肉に上手く引っ付かない場合もあるそうです。これらは全て筋肉の伸縮の限界を超える位、骨の成長が速いからです。
そもそも膝は関節が身体の中で一番大きく、膝には膝蓋骨という膝のお皿が大腿骨と脛骨の間に存在し、その石は大腿骨の上部にある大腿四頭筋と石が繋がり、まずは骨が伸びることで石が引っ張られます。
そして膝の石から膝蓋靭帯が伸び、膝蓋靭帯に繋がった膝蓋腱によって脛骨は繋がっていますので、膝の石が上に動くと膝蓋靭帯と膝蓋腱が動かない脛骨を引っ張ります。その力が強すぎると成長過程の脛骨は軟らかいので、その端っこは膝蓋腱に引っ張られることで飛び出し炎症をおこしてしまいます。それも限界がくると剥がれてしまいます。
また、男の子の方が骨も太く大きく、筋肉も太くがっしりしています。筋肉は繊維でできていて、筋肉を鍛えると筋肉線維は太くなっていきます。筋肉が鍛えられ、がっしりしていくことを「筋肉質」といいます。太くがっちりした筋肉は頑丈な分切れることはありませんが、骨の腱が繋がっている部分にかかる負担が大きくなるのです。
スポーツで筋肉が鍛えられれば筋肉は丈夫になりますが、できたばかりの骨は成人の骨に比べて軟らかい軟骨上です。激しい運動に耐えられるだけの丈夫な筋肉・靭帯・腱が、軟らかい骨の先端を引っ張り炎症を引き起こすのがオスグッド病です。筋肉は太く丈夫に筋肉質になっても成長過程の骨は軟らかいのです。
筋肉を丈夫にする(筋肉質になる)だけでなく、体の柔軟性も重要だということを忘れないで下さいね。
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