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ちょっとした余談~成長痛と身長の関連性~

子どもたちの身長が一番伸びる時期(6~16歳)、この成長期に原因不明の痛みを生じる…これが成長痛と言われているものです。実は、私も成長痛を自分自身の身体で体験した1人です。5歳の頃の身長は120cm程度だったのですが、9歳(小学3年生)なるまでに身長150cmまで伸びたのです(4年間で30cm)。その時、膝が痛くて眠れない日があったことを記憶しています(現在の身長は182cmです)。

成長痛の症状として…昼間はまったく痛みもなく、元気よく遊びまわっています。しかし夜になると、膝の当たりが急に痛み出します(大声で泣く程、痛みが激しいときもあるようです)。そして朝になると、膝の回りの痛みはまったく感じないのです(普段と通りの生活)。膝が腫れあがる・熱を持つこともありません。
私たちの記憶の中で、「成長痛の骨は、きしむ感覚がある」と脳裏に焼きついていると思います。つまりそれほど骨が伸びているため、痛みを生じると…しかし、それは世間一般に広まってしまったデマのようなものなのです(骨の伸びが、成長痛の原因ではない)。
実際、成長痛は未だにはっきりとした要因を掴めていません。それ故、様々な医学的推測が出回っています(すべて一理あると思いますが)。

・成長痛は、成長軟骨の急激な伸びが原因であると言われています。成長軟骨が急激に伸びることで、筋や靭帯が引っ張られることで痛みを生じる。
・成長期、子どもたちの筋肉/骨/各関節は、異常なほど活発に動き続きます。その発達が早すぎるため、節々に痛みを生じる。

また、成長痛は「子どもたちの精神面が深く関与しているのでは?」とも言われています。成長痛を発症した家族のアンケートを統計してみると…母親は神経質・父親はノンキ…このような結果が出ているそうです(ちなみに私の両親は真逆、父親は少し神経質・母親は至ってノンビリ…)。私の場合、成長痛はさほど続かなかったように覚えています。ただ痛がっていた時、母親が一生懸命膝の回りを擦ってくれていたことを鮮明に記憶しています。
私が感じる成長痛…身長が急激に伸びると同時に、成長痛も発症するというだけです。そして、決して悪い傾向ではないということです。みなさんは「成長痛と身長の関連性」について、どのように感じられますか!