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片瀬鍼灸院

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藤沢市で大人気の鍼灸治療院。かたせ鍼灸院は女性鍼灸師による女性専門鍼灸院です。(神奈川県藤沢市)

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茨木市 阪急「茨木駅」より徒歩5分の整骨院。交通事故〜骨盤矯正まで、幅広い症状に対応したメニューがあります。(大阪府茨木市)

エトレ夙川整体院

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当院は、交通事故治療専門としてむち打ち、後遺症の方にご利用いただいております。(兵庫県西宮市)

きむら整体院

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小田急相模原駅徒歩2分、肉離れ、オスグッド、腰痛、ねんざ、スポーツ障害の症状にお悩みの方は是非きむら整体院へ!(神奈川県相模原市)

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杉並区 荻窪 整体 腰痛 肩こり改善なら歪みをとる専門整体院 利光健美院(東京都荻窪)

ちょっとした余談~オスグット病を発症したことはチャンス!~

オスグット病に関するちょっとした話 No Comments

子どもたちは怪我を恐れて、練習に取り組んでいるわけではありません。当然、一生懸命練習を重ねて、上手くなろうと頑張っています。

しかし万が一、オスグット病を発症してしまったら「しばらく練習を休まなければならない。」「みんなから遅れをとってしまう。」…どうしても悲観的な考えを持ってしまう子どもたちが、多いのではないでしょうか。もしかすると、その考え方は間違った認識かもしれません。何故ならオスグット病を発症すること…それはある意味、「子どもたちにとってチャンス!」を提供しているかもしれないからです。

オスグット病の発症は、筋肉を使い過ぎる・筋肉疲労の蓄積といったサインを表しています。言い換えれば、「もっとうまく身体を使うことができれば、楽になれるよ。」ということを、案に教えているのかも知れないのです。
膝に体重が掛かると痛みを生じる⇒膝に力が掛からなければ、痛みを生じない⇒膝に掛かる力の負担が軽減できれば…⇒それだけ、スタミナを消費することなく練習をすることができ、筋肉の疲労度も軽減される…
例えば、プロのスポーツ選手にとっても同じことが言えます。それが「力を抜く」=「力み」です。「力み」が無くなれば、一層スムーズに動くことができ、長時間練習することも苦にならなくなると言います。

オスグット病の膝の痛みは、「間違った身体の使い方をしているのではないの?身体の柔軟性を養い、しっかりバランス感覚を保つことが出来るようになれば、痛みも軽減されるはずだよ。」と、子どもたちに問いかけているのです。つまり、オスグット病は間違った身体の動き方を注意してくれているのです。こんなに身近な指導者(監督・コーチ)は、そうそういるものではありません。

もちろん、こうした子どもたちへの問いかけは、オスグット病の痛みが軽症の場合です。強い痛みを生じているなら、接骨院/整骨院などできちんと治療してもらわなければなりません。
「オスグット病が発症してしまった。」「オスグット病の痛みがなくなった。」…どの時期でもかまいません。「オスグット病は私に(子どもたちに)、何を教えよう・何を伝えようとしていたのか?」…時間を見つけて、正面から考えてみてください。その期間こそ、症状に真正面から立ち向かうことができ、症状を発症した子どもたちにしかわからない新しい発見があるはずです。そしてスポーツに対する自分自身の有り方も、必ず変わってきます。

ちょっとした余談~幼少時の筋力トレーニングについて~

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筋力トレーニングだけを取り上げるとすれば…それは単調な動作の繰り返しに過ぎません(ダンベル・バーベルの上下運動)。ある意味、非常に地味な動作だと思います。そしてよくテレビワイドショーで、筋肉隆々の子どもたちが紹介されています。欧米では、子どもたちのボディビルダーがいるくらい…

確かに、子どもたちは自分自身の筋力トレーニングの必要性、そして意識付けを明確にしているからできるのだと思います。事実、10歳に満たない年齢でも筋肉は発達します。
しかし、子どもたちにとって必要以上に筋肉をつけることは、どうなのだろうと感じます。子どもたちをボディビルダーの道へ歩ませることは、どうなのだろうと感じます(成人のボディビルダーさえも、様々な疾患に悩まされている現実もあります)。また俗説かもしれませんが、子どもの頃から筋肉を付け過ぎると、骨の成長が抑制されるとも言われます(身長が伸びない)。
私はこう思っています…適度な筋力トレーニングは、絶対必要です。しかし、子どもの頃から筋肉隆々に育て上げることについては、大反対です(もちろん、子どもたちのボディビルダーがまかり通っているとしても)。

子どもたちにとっての筋力トレーニング…それは年齢的なものも含め、目的・動機付けで決定されると思います。極端な筋力トレーニングをしなくても、日々のスポーツで筋力は徐々に向上します。そして、それが精神的部分も含めた身体の成長にも、良い影響が出ると思います。
仮に子どもたちが競技スポーツを真剣に志しているのであれば、身体に無理のない範囲で筋力トレーニングをするだけでも、十分効果は発揮されるわけです。つまり、年齢に合った適正な筋力トレーニングの範疇であれば、まったく問題はないのです。適正以上に筋肉をつけようとすることが、怪我などの身体にも悪影響を及ぼすのです。

そして「筋力トレーニングは基礎体力を向上する上で、1つの土台に過ぎない」こと…それを指導者(監督・コーチ)は、きちんと把握する必要があります。
私は、こう考えます。「幼少時代だからこそ、偏った運動をさせないことが重要である!」…みなさんは、筋力トレーニングについてどのような考えをお持ちなのでしょうか…。

ちょっとした余談~成長痛と身長の関連性~

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子どもたちの身長が一番伸びる時期(6~16歳)、この成長期に原因不明の痛みを生じる…これが成長痛と言われているものです。実は、私も成長痛を自分自身の身体で体験した1人です。5歳の頃の身長は120cm程度だったのですが、9歳(小学3年生)なるまでに身長150cmまで伸びたのです(4年間で30cm)。その時、膝が痛くて眠れない日があったことを記憶しています(現在の身長は182cmです)。

成長痛の症状として…昼間はまったく痛みもなく、元気よく遊びまわっています。しかし夜になると、膝の当たりが急に痛み出します(大声で泣く程、痛みが激しいときもあるようです)。そして朝になると、膝の回りの痛みはまったく感じないのです(普段と通りの生活)。膝が腫れあがる・熱を持つこともありません。
私たちの記憶の中で、「成長痛の骨は、きしむ感覚がある」と脳裏に焼きついていると思います。つまりそれほど骨が伸びているため、痛みを生じると…しかし、それは世間一般に広まってしまったデマのようなものなのです(骨の伸びが、成長痛の原因ではない)。
実際、成長痛は未だにはっきりとした要因を掴めていません。それ故、様々な医学的推測が出回っています(すべて一理あると思いますが)。

・成長痛は、成長軟骨の急激な伸びが原因であると言われています。成長軟骨が急激に伸びることで、筋や靭帯が引っ張られることで痛みを生じる。
・成長期、子どもたちの筋肉/骨/各関節は、異常なほど活発に動き続きます。その発達が早すぎるため、節々に痛みを生じる。

また、成長痛は「子どもたちの精神面が深く関与しているのでは?」とも言われています。成長痛を発症した家族のアンケートを統計してみると…母親は神経質・父親はノンキ…このような結果が出ているそうです(ちなみに私の両親は真逆、父親は少し神経質・母親は至ってノンビリ…)。私の場合、成長痛はさほど続かなかったように覚えています。ただ痛がっていた時、母親が一生懸命膝の回りを擦ってくれていたことを鮮明に記憶しています。
私が感じる成長痛…身長が急激に伸びると同時に、成長痛も発症するというだけです。そして、決して悪い傾向ではないということです。みなさんは「成長痛と身長の関連性」について、どのように感じられますか!

ちょっとした余談~スポーツ障害の種類~

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スポーツ障害…スポーツを行うことで「外傷」「障害」の症状を発症することを指します。
「外傷」とは、転倒や衝突といった1回の大きな外力で怪我をすることです(捻挫・靱帯損傷・アキレス腱断裂…)。

では、スポーツ障害における「障害」はどんな意味合いを含んでいるのでしょうか。
「障害」は日々の練習を続けることで、身体の至る部分に小さな外力(=負荷)を負っていきます。きちんと練習休養日を確保すれば、溜まり続けた小さな外力を軽減することができます。しかし、エンドレス状態で練習を行えば、小さな外力⇒大きな外力に変化…そして、身体の内なる部分に「障害」を発症してしまうのです。その代表例がオスグット病であり、ランナー膝・疲労骨折・野球肘・テニス肘なのです。

スポーツ障害にとって、しっかり練習休養日を取ることは必要不可欠です。そして、もう1つ必要不可欠なことがあります。それは、練習前後のストレッチです。練習を続けている筋肉…当然、緊張状態にあります。練習前に入念なストレッチを行わなければ、練習即筋肉の緊張になります。この状態は「将来の障害」を誘うばかりでなく、「すぐ起こり得る外傷」をも引き起こし兼ねないのです。練習後のストレッチも同様です。筋肉が緊張した状態で、練習後ストレッチをしなければ筋肉疲労は蓄積するばかりです。筋肉には「緊張―緩和」が、絶対必要です。
ここで、先ほど「障害」の代表例として明記した疲労骨折・ランナー膝について、詳細に説明したいと思います。

○疲労骨折…脛骨・腓骨・中足骨等の下肢の骨や肋骨に発症しやすく、運動をしている時、特に激しい痛みを感じます(何もしていない時は、軽い痛みしか感じません)。疲労骨折は、普通の骨折と比べてはっきりした外傷を表しません。運動している時、激しい痛みを感じればすぐに治療院へ行くことをお勧めします。
○ランナー膝…ランニングなどによって発症する、膝関節周辺のスポーツ障害の総称を指します(膝の上・裏側=激痛・運動痛・圧痛・腫脹等々)。これらの痛みに対して有効なのは、冷却アイシング・ストレッチです。基本的予防法として、大腿四頭筋の強化・自分自身の足にマッチした靴選び(インソール)が有効です。

スポーツ障害にならないためにも、そしてこれからもスポーツを楽しむためにも、練習休養日とストレッチは欠かすことができないものなのです。みなさんもこれらのことを踏まえて、改めてスポーツに対する認識を深めてくださればと思います。

オスグット病とジャンパーズ・ニー&タナ障害(豆知識)

オスグット病に類似した病状 No Comments

膝に関わる症状は、本当にたくさんあります。その最たる例が、オスグット病ではないでしょうか。オスグット病は、「競技を上達したい!」という子どもたちの熱意が入り過ぎてオーバーユース症候群になる=膝下部分の痛みを生じる症状です。

このオスグット病と大変よく似ている症状があります。それがシンディング・ラルセン・ヨハンセン病です。シンディング・ラルセン・ヨハンセン病…確かに、あまり聞きなれない病名だと思います。シンディング・ラルセン・ヨハンセン病はオスグット病同様、10代前半から成長期にかけて発症します。そして、オスグット病と同じ部位=膝蓋骨(しつがいこつ:膝のお皿の骨)の下縁部に痛みが生じます。また、シンディング・ラルセン・ヨハンセン病の発症理由も本当によく似ています。

○成長期における子どもたちの骨は軟骨状=まだ柔らかく状態で、成長するに従って大人の骨(硬い骨)へなっていきます。しかし、これから大人の骨になろうとしている時期、あまりにも激しい運動を続けることで、膝の回りの筋肉を繰り返し・繰り返し引っ張り続けると…骨と靭帯のひっついている部分に小さな亀裂が生じ始めます(骨の表面に出来る小さなヒビ)。当然、子どもたちの骨はそのヒビを修復するため、新しい細胞をドンドン作り出します。しかし骨のヒビを修復しているにも拘わらず、練習を繰り返す…そうすると、修復しかけた骨の表面に、またヒビが入ります。骨のヒビ=骨折です…当然、痛みを生じます。

これがシンディング・ラルセン・ヨハンセン病なのです。痛みの部分は膝の少し下…本当にオスグット病の痛み部位と同じなのです。ただしオスグット病と比べて、発症例はごく限られています。

シンディング・ラルセン・ヨハンセン病の痛みの症状として…
床に膝をつけて体重を掛けると痛む・階段の昇降/ジャンプする/屈伸運動/ダッシュする/ボールを蹴る等々…症状が悪化すると、じっとしているだけでもズキズキ痛みを生じます。
またシンディング・ラルセン・ヨハンセン病の治療方法も、多岐にわたって行われています。軽症の場合、マッサージ・関節運動などのストレッチが主な治療方法になります。そして、その他の治療方法として、温熱療法・低周波電気治療・光線療法・超音波療法・鍼灸等々…これらの治療方法を、症状に応じて組み合わせていきます。シンディング・ラルセン・ヨハンセン病は、オスグット病より治療期間を要する傾向にあります。根気よく治療に専念することが、治癒への近道です。