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足に負担の掛からない運動について

オスグット病の治療方法 No Comments

オスグット病を発症してしまった…だけど、何とかトレーニングだけは続けたい…スポーツをする人であれば、こうした悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

もちろんオスグット病が重篤な症状であるならば、トレーニングをするのはもっての外です。

しかし軽度の痛みであれば、膝に負担を掛けないトレーニングをすることができます。

例えば…
1.水泳(=プールで歩く)
2.エアロバイク(もしくは、通常の自転車を漕ぐ)
3.ウォーキング(もしくは、非常に軽めのランニング)

上記の3つを明記しましたが、膝に負担をかけず…筋肉を強化するトレーニングとしては、やはり水泳ウォーキングがベストだと思います。
(しかも水泳ウォーキングは、かなりの有酸素運動になります。)

ちなみに余談になりますが、スポーツ関係者の中には筋肉強化としてスクワットを推進している人もいます。

確かにスクワットは、トレーニングの中でも最も負荷が掛かります。しかし、スクワットは普段からきちんとトレーニングをしている人のために運動です。

ましてや膝に関わらず、身体に支障をきたしている場合のトレーニングではありません。

そして医療業界におけるスクワットは、ご法度のトレーニングであることも付け加えておきます。

膝離断性骨軟骨炎

オスグット病に類似した病状 No Comments

スポーツ障害ともいわれるオスグット病には、よく似た症状を発症する疾病が多くあります。

そうした疾病の1つに、膝離断性骨軟骨炎があります。

膝離断性骨軟骨炎が最も発症しやすいのは10代ですが(=男性)、小児や高齢者にも発症する可能性があります。

そして膝離断性骨軟骨炎は、幅跳びや走り高跳びなど跳躍をメインとするスポーツに多く見られます。

また膝離断性骨軟骨炎の顕著な症状として、膝の屈伸時に一定の角度を超えてしまった時、ロッキングという症状を引き起こします。
(※ロッキング…膝をピンと伸ばすことができなくなる症状)

痛みに関しては、一般的に軽いといわれていますが…そのまま放っておくと、膝の関節面から骨軟骨片が遊離し、関節炎を発症する場合もあります。

膝離断性骨軟骨炎の治療はオスグット病同様、速やかに安静を保つ/膝を固定し、あまり動かさない→そして、症状を観察経過しなければなりません。
ちなみに膝離断性骨軟骨炎と同じように、肘離断性骨軟骨炎もスポーツ障害としてよく見られる症状の1つとして挙げられます。
(肘離断性骨軟骨炎と同じような症状として、上腕骨外側上顆炎/上腕骨内側上顆炎があります。)

肘離断性骨軟骨炎は、野球・ゴルフ・テニスといった肘を酷使するスポーツに多く見られます。