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オスグットの予防ケアについて

成長痛ともいわれるオスグット病は、きちんと予防ケアさえすれば1日で治まることもあります。

では一体、どのような予防ケアをすればいいのでしょうか。

第一に親御さんや指導者たちが、子どもたちの状態を絶えずチェックすることが必要です。

例えば子どもたちの場合、膝に多少の痛みがあったとしても「頑張ろう精神」で、全力で運動(練習)をしてしまう可能性があるからです。
(ましてやそうした症状を、子どもたちが口にするのは難しいと思います。)

そうならないためにも、きちんとしたチェックをしてもらう必要があるのです。

次に、オスグット病の実践的予防ケアとして、膝に負担を掛けないことです。

深い屈曲姿勢はもちろんのこと、スクワットやうさぎ跳びも膝に強い負荷を与えるだけです。

それと…オスグット病の症状が出てしまっている状態では、ストレッチも控えなければなりません。
(※ストレッチは怪我などの対処法としてイメージがありますが…膝の場合、伸ばし過ぎることによって余計に痛みを増長させる可能性があります。)

また膝の予防ケアとして、水や氷を使ったアイシングも必要です。
(※時間は、5分程度で構いません。)

こうした予防ケアをすることが、オスグット病を悪化させない要因なのです。